いま時の男の子
当時小学校6年生の甥が母親に言ったそうです。
「かあちゃん。オレ、クラスの○○(同級生の女の子の名前)のことを考えると
胸がドキドキするんだ」
同じマンションに住む男の子(中学3年)は、この甥っ子に向かって言ったそうです。
「おれ、お前のおねえちゃんが好きなんだ」
今時の男の子ってこんなにオープンに思春期ネタを公開するものなのでしょうか。
普通仲間内だけでひそかに共有する話題だと思うのですが。
この話を妹から聞いたのは母が入院して危篤だったときで
病院の一室で精神的にも物理的にも眠れず、二人で主に
彼女の子供たち(当時15歳と12歳)について話していた時のことでした。
緊張していた割には二人で子供たちの面白い話をしては笑い、
ちょっと状況にふさわしくはない会話ではありました。
[初恋の女性が少年の人生を決定することもある]
未亡人の一年〈上〉 (John Irving collection 1989-1998)
- 作者: ジョンアーヴィング,John Irving,都甲幸治,中川千帆
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