どちらを選ぶか、決めるのは自分
翌朝目が覚めても気が重かった「怒らないこと」の続き。
(失敗した部下を怒ってしまった話)
反省して比較検討してみました。
以下、その考察の一部と結論です。
1.「批判的態度」から彼を見た場合
- なぜいつも同じ失敗を繰り返すのか
- なぜ指摘されたことを直さないのか
- この仕事を続けたいと言いながら、なぜそのための努力をしないのか
- チーム全体の生産性を下げていることに気がつかないのか
- みんなの足を引っ張ったままでいいのか
- 新入社員が入って来たのに、仕事が出来ない今のままの自分でいいのか
- なぜひとに与える影響を考えないのか
2.「学習的態度」から彼を見た場合
- 上司としての私の存在を認めてくれている
- 色々問題もあることで常に私を必要としてくれる
- あなたがいるから私の存在価値がある
- 受注意欲が高く、仕事をとってくることに熱心
- チームに欠けているスキルを顕在化してくれている
- 悪い状況の時も皆を結び付けるコネクタの役割をしてくれている
- どんな時も感情的にならず穏やかで、場を和やかに安定させてくれる
3.「この状況下で自分に出来ることは何か」という観点からの結論
- あなたのことを部署として必要としている
- 目先の成果だけでなく、周囲に与える好意的な影響もとても大きい
- でも仲良く依存しあう関係だけでは、自分達の成長と変化にブレーキをかけてしまう
- 私達は、変わらなければならない
- だからお互いの強みと弱みを把握しつつ、克服すべき課題に取り組みましょう
- 私はメンバの特性に合わせた役割を考え、提示します
- そして、部署を成長させ、一つ一つ階段を上って行きましょう