自分のことはわからないもの 美容強化月間
- 作者: 松本千登世
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2012/01/24
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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時間もお金も労力も、有限であることが身にしみるからだが
私の場合、そこで優先順位が落ちてくるのが化粧や美容にかける部分だ。
化粧品やエステなど美容関係の商品/サービスとは
限りなく女性の本能と期待値に訴えることで成立している商品群で
具体的な効果よりは期待と自己満足を買うようなものだ。
大体、化粧品を変えたからといって
突然整形手術をしたように美しくなったりしないわけである。(当社比)
男性諸氏は妻や恋人が口紅や化粧水を変えたことに気がつくだろうか。
言われなければ100%気付かないだろう。
1000円の化粧水と1万円の化粧水とで、自己満足以外に何も違いはないのだ。
というわけで化粧品やそれに費やす時間やお金は減る一方なのである。
(そうして、仕事・家族・健康に重きが置かれていくわけだが)
女性向けの雑誌も読まなくなった。
調べたい情報があればWebで検索した方が早い。
化粧品に関する興味がどんどん失われていく。
●パーソナルトレーナーの指摘
ところが、である。
今年初めに通っている加圧トレーニングのトレーナーとカウンセリングの機会があった。
そのとき「もうちょっと肌の手入れに気を使った方が」と指摘された。
なるほど。ごもっとも。
見る人が見れば手を抜いていることがわかるのか。
「コットンパックくらいした方が良い」と言われて、始めました、毎晩のシートパック。
今時は便利なものが出ていました。
おかげさまで肌の状態は良好です。
●リンパマッサージでのおほめの言葉
一方、最近行ったリンパマッサージでは
「背中の肌状態がとても良い。背中は自律神経や健康状態がそのまま出る部分。
何百人もの背中をみてきたが非常にきれいである。」
とほめてもらった。
こういうところでは客をほめるものなので100%そのまま受け取れはしないが
なるほど自分は健康なのか、とびっくりした。
時々蕁麻疹が出るし、イライラすることが一杯だし
あまり健康という自覚はなかったけれど、そうなんだ。
●自分のことはわからないもの
もっとやせたいとか、こうなりたいとか思う事はある。
しかし、具体的に目標を立てるにしても
現在の自分がどこにいるか、目標との間にどれだけの距離があるのか
なかなか客観的に把握できないものだと思う。
そういうわけで、たまに自分自身の状態を誰かに見てもらい
評価してもらうのはとても有効だ。
以前体のサイズの勘違いに関するエントリーを書いたが
自分の体の状態を客観的に見るのは結構難しい。
自分のサイズと自己認識のギャップについて - うちの猫が云うことには
時々、こうした機会をつくって客観的に現状を把握し
カツを入れることが必要らしい。