死ぬほど疲れたー台風15号

疲労から復旧せず、なかなか書いておこうという気になりませんでした、
台風15号
東日本大震災のときは運良く会社にいて地下鉄が動き出したという情報を
得てから帰宅したので、駅周辺をさまよい体力消耗するようなことにならなかった
のに、今回は見通しが甘かったです。

会議が終わって、帰宅したほうが良いという指示が出て(遅い!!)
会社を出たのが15時半ごろ。
このとき電車はまだ動いていました。
しかし乗り換え駅についたところで、地下鉄の地上部分は
既に止まっているというアナウンスが。
同じころ帰宅の途についた人たちも皆、横浜、池袋、北千住といったあたりで
そこから先に動けない状態になりました。

こちらは東陽町駅で暴風雨にさらされながらタクシーを待つこと
6時間。16時ころから並んで、乗車できたのが22時少し前でした。
道路は混雑していましたが、23時前には地元駅について
食事してから自宅にたどり着きました。
入浴して体を温め、日付が変わるころ就寝。

さて、最善の選択肢はなんだったのか。
「動かないこと」だったと思います。
会社にいて電車が動いてから帰宅するか、
又はビジネスホテルに泊まって早朝帰る、というのが
一番体力消耗しない選択肢でした。

しかしタクシーの列に並んでいると色々迷います。
あと少しで自分の番が来るのではないか、
待っている間に電車が動くのではないか、
それともバスを乗り継いでいくか(ちなみに都バスと京成バスは連絡経路がない)
それとも目の前にあるビジネスホテルに泊まろうか。
(初動が早くないとダメですが。3/11は15時くらいから中央区周辺のホテルを
検索しましたが、全て満室でした。ネット予約の割当量か、固定客のために
クローズしてしまうのか。一番良い選択のようで一番確保が難しい。)

身の危険を感じるほどの強風の中で
多くの人のカサは壊れ、壊れなくてもずぶぬれでした。
そのずぶぬれがまた乾くくらいの長い待ち時間。
この日、7センチくらいのウェッジソールの靴を履いていました。

たぶん、寒くも暑くも無い気温だから待てたのだと思います。
これが猛暑の最中や真冬だったら別の行動をとったでしょう。
しかし、季節も服装も関係なく災害はやってくる。

今回の教訓としては
 �電車が止まったときの帰宅経路を確認しておく
 �ビジネスホテルの電話番号等を控えておく
 �携帯電話の充電は十分にしておく

幸い怪我もなく、良い勉強になりました。
帰れなくなったときのことを、ちゃんと考えておかねば。

大地震・火災・津波に備える 震災から身を守る52の方法

大地震・火災・津波に備える 震災から身を守る52の方法