お風呂ぎらい

しゅうこです。
 
私は日本猫や短毛種みたいな固めの毛ではなく、
細く柔らかく長めの毛質なので
手入れには大変気を使っています。(女の子ですし)
いつも耳からしっぽまで、舌と手を使って丹念にグルーミングしています。
仕事が丁寧なので、私の毛皮は常にピカピカ、いい匂いがします。
お母さんもお姉さんも私のお腹に顔をくっつけて「かわいいねえ」と言います。
 
それなのに。
お姉さんは私を時々お風呂で洗うのです。
じゃあじゃあ音のするシャワーをかけてびしょ濡れにし
シャンプーを泡立てて洗います。
その後またシャワー。
 
10分位のことですが怖くてイヤーな時間です。
お風呂を出た後は、いつもはふわふわっとしている自慢の毛皮がぺしゃんこになり
まるでネズミみたいです。
自分で洗っておいてお姉さんはそんな私の様子を見て
「しゅうこが小さくなった」笑います。
 
仕方ない。
また最初から毛皮の手入れのやり直しです。
邪魔されないようコタツか机の下にもぐり
丁寧に舌で手入れします。
そんなわけでお風呂に入れられた後はすっかりくたびれてしまい
長い昼寝をすることになります。