子供が書いた手紙

子供の書いた手紙がすごく好きです。
まだ自意識が過剰になる前の飾りのない言葉は
人生のほんの一時しか生み出せない貴重な言葉です。

一例・・・
当時小学校2年生の甥から、母の誕生日に送られてきた手紙

おばあちゃんへ

おたんじょうびおめでとう。草もちをたべたよ。
とってもおいしかったよ。
草もちを食べられたのは川へいってみてはえていて
いっぱいとりました。
いえにかえってさっそくママとおねえちゃんがつくっていきました。
できあがったらママが3こ、おねえちゃんが4こ、
ぼくは1こたべました。
おばあちゃんちにももってきてつくってあげようかな?
ぼくはなにも入っていないやつをたべたよ。
中になにもかけたりしてないからキナコをつけてたべたよ。
おねえちゃんとママはあんこが入った草もちをたべていました。
4月16日

つぎのはなし

きょうがくりょくテスト(さんすう)をしました。
がくりょくテストは本みたいになってしかも20ぺーじまであって
ぜんぶやりますといっていました。
100てんをとりたいです。おばあちゃんにききたいいんだけど
こんど67さいになるの?
これはじぶんでかんがえたからママにはきいてないけど
一どだけきいたよ。
おじいちゃんが67さいだよ。といってたんだよ。そこでとけたんだよ。
4月21日

さいごにおしらせ

草もちをたべてもいいよ。うちにこれたらね。
寿史より

いまではすっかりくそ生意気な悪ガキです。