大人の修学旅行in気仙沼 2日目午後〜3日目

 
津波の破壊力のすごさが伝わってきます。

 
こういう地形なんですね、海と陸が入り組んでいる。潮吹き岩も見ました。

 
玄関のあとか・・。人が確かにここで暮らしていたことを実感し、心が痛みます。


5月11日(土)16時頃、ホテルへ。海の見える温泉につかり深夜バスの疲れと寒さから復活。


19時、参加者35名全員が入るホテルの宴会場で夕食。もちろん海の幸。おいしく頂きました。
その後、つばき会の3名が来てくださり、20時〜21時半、3つのグループに分かれて座談会。
22時前に部屋に戻り、そのままお布団に入る人、温泉に行く人など。飲みに出かけた強者グループも。
私は温泉で体を温め、その後意識なく、翌朝5時ごろまで眠りました。


5月12日(日)午前7時半ロビー集合。快晴。曇ってかなり寒かった昨日より過ごしやすそう。

 
午前8時過ぎ、海からやや内陸に入った補陀寺へ到着。まずは座禅体験。
その後ご住職に震災の犠牲になった方たちを見送られた時のお話を伺い、
奥様にもいろいろお気づかい、おもてなし頂きました。


仏像彫刻体験。彫刻刀なんて何十年ぶり。とてもうまくはいきませんが、お教室の方々が親切に
面倒みてくれました。彫刻はせず周囲を散策していた人たちもいました。


あちこちで八重桜が咲いていました。東京よりちょうど1か月季節の動きが遅い感じ。
おかげで終わったはずの花粉症の症状が出てきて驚き。

 
午前11時半、地元の有名なコーヒー屋さんでテイクアウト。それから復興商店街で各自昼食。
ラーメンを食べた後、時間の余裕があったので、周囲の家並みを見て歩きました。

 
ここまで津波が入ってきたんだ・・。
瓦礫の多くは片付けられているけれど震災前とは全く違う町になっていることが、
外からやってきた者でも想像できます。

 
13時頃、斉吉商店さんへ。カキのオリーブオイル漬け、あざら、金のサンマなど購入。
斎藤和枝さんには、盛屋水産さんにお邪魔した時から2日にわたり私たちのお相手して頂きました。
気仙沼の魅力的な女性たちにお会いできたのも、この旅の思いがけなかった収穫。


14時頃、気仙沼を出発。東北自動車道へ。15時頃休憩。17時頃宮城県を通過し、福島県へ入る。


19時半、那須SAで休憩。各自イートインで夕食をとる。
このあとはノンストップで東京へ。渋滞もなくスムーズな流れでした。
全員が今回の感想を述べ、バスの運転手さんのお一人も震災時の経験を語ってくれました。
22時少し前に丸の内に到着し解散。みなさんお疲れ様でした。

遠方は大阪、沖縄からも参加された35名の女性たち。皆さまざまな想いを持って帰路についたと思われます。

次からは、道中感じたこと、考えたことなど綴ってきたいと思います。
迎えてくれた気仙沼の皆さま、地震/津波/火災の被害の跡と
1年たって瓦礫は片付きつつあるけれど復活まではまだ遠い様子をみて
今も思い出すと泣きそうな気持が蘇ります。
そんなことをちょっとずつ書いていこうかと。