みんなお金が好きじゃない 「私の家計簿」
みなさん、お金が好きですか。
私はもちろん好きです。
しかし。
皆好きに違いない、と思って
「財形やったほうがいいよ」
「簡単な家計簿つけたほうがいいよ」
「予算管理したほうがいいよ」
「金融商品の勉強と練習したほうがいいよ」
「確定申告(寄付、医療控除)したら○万円戻ってきたよ。」
と勧めても、絶対やりません。誰一人。
なぜでしょうね。
きっとみんなお金が好きじゃないんだと思うのです。
あれば好きなことができるけど
お金をためたり、より収入を増やしたり、投資したり
そういう面倒なことはしたくない。考えたくない。
正面からむきあうと
自分自身の価値や力や将来像に直面する。
究極の現実に向き合う。そんな事は直視したくない。
だからみんな、
「お金は欲しい」けど、「お金のことは考えたくない」のではないかと
思います。
●私の家計簿
お金が好きな私は家計簿をつけております。
ネットでいろんな家計簿のフリーソフトを見たけれど
どれも結構、煩雑でいまいち。
で、あるセミナーで聞いたやり方とExcelのカンタンな表集計の組み合わせにしました。
�レシートを必ずもらって保管する。
�レシートは日次で、ポケット式のクリアファイルに食費、日用品、光熱費、医療費・・等
おおまかな分類で分けて入れておく。
�月末で締めて、翌月初めにレシートを集計していく。
�終わったら医療費以外のレシートは捨てる。(医療費は翌年税務署に送付して控除対象とする)
これだけです。
カンタンでしょう。
でも固定費(家賃、寄付、習い事の会費等)含めて集計すれば、
自分の生活費が毎月どれくらいかかっているのかよく分ります。
親と同居している人も、1人暮らしの人も
「毎月の生活費がいくらか」知るのは大事なことです。
以下は、結果の活用。
�最低でもいくらかかるのか把握したら、収入との差額分は毎月天引きで貯蓄する。
�差額が少なければ、支出を見直して無駄なものを減らす。(以下�)
�最初から収入の1/3、1/4は貯蓄すると決めて、残りで生活する。予算枠内で
食費がいくら、日用品がいくら、といった目安を決めていく。
要は「支出の見える化」と「見直し」です。
●バランスシートも書いてみた
竹川美奈子氏の「しくみマネー術」に
「個人もバランスシートを書いて、自分の資産状況を把握すべき」
とあったのを読み、書いてみました、バランスシート。
今は年1回更新しています。
当たり前ですが、資産と借金のバランスが一目でわかります。
この資産を頭金とし、家計簿から可能なローン支払額を足せば
どれくらいの住宅ローンが組めるかも判断できます。
●家計簿をつけない男は出世できない
といったのは、あの本田直之氏。
自費でMBA留学した折に、「バジェット管理はビジネスの基本」と痛感したとのこと。
お金の管理、まじめにやったほうがいいです。
向き合わないと収入の少なさに文句言いつつ、
無駄遣いを一杯してることに気がつかないまま、一生過ごすことになります。
収入の多い、少ないに関わらず
決まった枠内で生活して、それ以外を貯蓄する、ということを
若いうちからの習慣にしておいたほうがオトクです。
私も、入社したときからずっと財形やっていれば、
今頃1000万くらい貯金していたはずだと、後悔しているからです。
みなさん、お金を愛しましょう。
そしてお金と良好な関係を築きましょう。
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